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2035年は超ソロ社会に?!ひとりぼっち絵本はコレがおすすめの3冊

未婚化、晩婚化がこのまま進むと、2035年には、独身者が人口の50%を占め一人暮らしが4割となる「超ソロ社会」なるものが到来するそうでございます。世帯的に見ても、今や「単身世帯」がもっとも多く、かつて標準世帯と呼ばれた夫婦と子どもからなる世帯は、2010年に単身世帯に抜かれ、その構成比は3割を切り、2035年には23%程度に縮小すると推計されているとか。

 

そう言われてみると、映画もひとり者のお年寄りが主人公の映画が増えているような…。今、絶賛上映中のスウェーデン史上記録的な大ヒットとなった映画「幸せなひとりぼっち」、さらに、最近DVDでリリースされた「素敵なウソの恋まじない」も。こちらは、ロアルド・ダールの児童向け小説「ことっとスタート」をダスティン・ホフマンとジュディ・デンチの共演で実写化した作品。両方とも、とても素敵な作品でございました。お年寄りでなくても感動できる名作でございます。是非、お時間あれば…。

 

そんななか、今回は大人が楽しめる「ひとりぼっち絵本」をご紹介!映画ではありません。

 

まずは、こちら。

 

つみきのいえ
amazon.co.jpより

 

つみきのいえ

 

2008年、第81回アカデミー賞短編アニメーション部門受賞を受賞したアニメ作品としてご存じの方も多いかも。初の邦画受賞ということでも話題になりました。ちなみに、こちらはアニメ作品の方が先で、のちに絵本にリメイクされました。リメイクを担当したのは、短編アニメーションの作者である加藤久仁生監督と脚本担当の平田研也氏のお二人。なので、アニメ作品の素晴らしい絵も世界観も受け継がれております。

 

内容は、年々海面が上昇し水没しつつある街に一人残ったおじいさんの物語。そのおじいさんの住んでいる家が、まるで「積木」を積んだかのような家で、海面が上昇するたびに、上へ上へと家を建て増しされております。そんなある日、おじいさんがお気に入りのパイプを海中へと落としてしまい、それを拾いに海の中に沈んだ過去の家へと潜っていくというお話。

 

大人が楽しめるエンターテイメントであり、人生について考えさせられる「ひとりぼっち絵本」でございます。

 

おつぎは、こちら。

 

オオカミくんはピアニスト
amazon.co.jpより

オオカミくんはピアニスト

 

こちらの作品もアニメ映画が作られております。ただし、こちらは「つみきのいえ」とは逆で、この絵本をベースに短編アニメが制作されております。2008年、第61回カンヌ国際映画祭で公式上映もされております。

 

どんな物語かというと…、ひとりぼっちのオオカミのところに、「ピアノを聞かせてください」という手紙が来て、オオカミはその手紙の主のもとを訪れ、演奏をするという物語。大人の心にしみる優しさと勇気を与えてくれる「ひとりぼっち絵本」でございます。絵もとっても素敵です。

 

最後はこちら。

 

やっぱりおおかみ (こどものとも傑作集)
amazon.co.jpより

やっぱりおおかみ

 

こちらは、その才能に手塚治虫も嫉妬したと言われる大御所ナンセンス絵本作家、佐々木マキ様の代表作でございます。

 

こちらの主人公もオオカミ。なぜ「ひとり」を扱った作品の主人公にオオカミが多いのか?「一匹狼」という言葉が関係しているのか、オオカミの生態によるのか…。理由はわかりませんが、タイトルは「やっぱりオオカミ」でございます。

 

内容は、一匹だけ生き残ってひとり寂しく暮らしているオオカミの物語。

 

オオカミは毎日、「どこかに仲間はいないかな」と街のなかをうろうろ歩きまわります。しかし、街の動物たちはそんなオオカミを恐がり逃げていきます。

 

そんなオオカミの決まり文句は「け」。物語全体でオオカミが発する言葉は、この「け」だけでございます。しかも、漫画で使われている吹き出しでございます。絵本には珍しい手法ですが、佐々木様は絵本を描かれる前、漫画家をされていたこともあり、佐々木様の絵本にはよく吹き出しが登場いたします。また、描かれているオオカミの姿は真っ黒で表情も見えません。1977年当時、かなり斬新な絵本だったのではないでしょうか。

 

オオカミの心情を語った最後のナレーションもかっこいいのでございます。こちらは、絵本でご確認くださいませ。大人には刺さるはずでございます。

 

以上、ひとりぼっち絵本、大人向けのものを厳選しました。「ひとりだなぁ」と感じたとき、ぜひ、手に取って頂きたい3冊でございます。(N田N昌)

(下記サイトより)

http://top.tsite.jp/news/book01/o/35265205/

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