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心詠む「ぼっち川柳」いとかなし

 

心詠む「ぼっち川柳」いとかなし

心詠む「ぼっち川柳」いとかなしの画像

 

結婚のあれこれにPTA、社会問題にテレビ番組の実況。様々なトピックに対して色んな感情が渦巻くガールズちゃんねるに1月末、ひっそりと「ぼっち川柳」というスレが立った。ひとりずつぼっちにまつわる心情を五・七・五の形式で投稿するスレだ。

川柳で追う ぼっちの休日

 

寄せられた川柳を、時間を追いながらご紹介しよう。

土曜日、一週間の仕事を終え休日を迎えたぼっちは、部屋で充実した時間を過ごす。

「やすみのひ ひとりですごし ごくらくだ」
「静寂で 私を包む 癒し部屋」

人の目を気にせず思う存分疲れを癒せる場所がいつでもあるという贅沢を、心行くまで堪能する。素晴らしい。一週間頑張って働いてよかった。

食事は簡単に済ます。「本日の 食事は茹でた たまごだけ」。そして、誰にも束縛されない自由を最大限活用し「風呂入る こんな時間に 風呂入る」。

お風呂から上がり、ふとスマホを見れば通知が。「同窓会 インスタグラムで 知りました」。あれ、連絡もらってないな……それにしてもみんな、着飾って髪もセットしていて大変そう。お金かかってるだろうなあ……。

そういえば、と預金通帳を開く。今の貯金額どのくらいだっけ?

「ぼっちだと 貯金が溜まって うれしいな」

思ったよりも溜まっていた。一人だと付き合いで散財することもない。ぼっちでいることは節約にもなるのだ。ああ、充実したぼっちライフ。これだからぼっちはやめられない。

こうして一日が過ぎ、「一言も 発することなく 日が終わる」。

「この孤独 いったいいつまで 続くやら」

しかし、人間は飽きる生き物。ひとりの休日で気力体力を充電した後は、アクティブに楽しみたくもなる。誰かと遊びたい気持ちがわいてきたところではっと気づいてしまうのだ。

「遊びたい でも遊ぶ人 いないから…」
「口紅を 買っても全く 減りやしない」

そういえば「休みの日 気づけば靴を 履いていない」。「ぼっちでも 寒さにだけは 耐えられず」、せめて誰かと会話したいと「『寒いね』と 天気予報に 語りかけ」る。「気楽だよ さみしくないよ 気楽だよ」と強がってみても孤独感はぬぐえない。「寒いから トイレも風呂も もういいや」とやけ気味になり、「今日もまた 布団で過ごす 何もしない」。

「この孤独 いったいいつまで 続くやら」

そうこうしている間に窓の外が暗い。ああ、明日から仕事だ。頑張ろう。

ひとりならではの開放感も孤独感も両方味わうぼっちの週末、いかがだっただろうか。ぼっちは揶揄する言葉として使われもするし、恥ずかしいことのように思ってしまう人もいる。しかし、何も恥じることはない。一人で時間を過ごせるのは自立の証でもある。ひとりの自分を嘆いているあなたには、この川柳を送ろう。

「大丈夫 コメントの数だけ ボッチいる」

(下記サイトより)

https://news.nifty.com/article/economy/business/12117-5785/

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